そんな方に向けて、服を好きになって10年の僕がセレクトショップの店主に聞いた洗濯のコツ3選を紹介します。
服を保管するにあたって必ず通る洗濯。
そんな洗濯でもやり方によっては服に過度なダメージを与えてしまいます。
服を大切に保管するためにも気をつけたい作業の一つです。
今回は洗濯のコツをセレクトショップの店主に伺いましたのでぜひ参考にしてください。
今回の内容はこちらです。
洗濯の最大ポイント
洗濯のコツは、ズバリ…洗濯表示を見ること!
なんだ、それだけかと思いますよね。
でも実際、洗濯表示は製作者さんが推奨(警告)している扱い方のため準ずることが一番です。
とはいえそれだけではこの記事の意味がありませんね。
ここからは店主に聞いた内容で僕も実際に行なっている作業やコツを紹介します。
洗濯のコツ:手洗い

拘りのある服は手洗い表示のことが多いです。
そこで手洗いの間違った洗い方と正しい洗い方を紹介します。
間違った洗い方
それは、汚れを落とそうと必死に生地同士を擦り合う洗い方です。
これでは服(生地や縫製)にダメージを与えてしまいます。
部分的に生地が伸びてしまったり、染料が落ちてしまうケースもあります。
手洗いをする上で一番やってはいけない方法ですので注意してください。
汚れがひどい場合は、つけおきやクリーニング等で対応しましょう!
では正しい洗い方について紹介します。
正しい洗い方
それは、形を崩すことなく軽い汚れも落とせる押し洗いです。
服を押すことで擦れる心配もなく、洗浄液が圧力によって繊維に入るので汚れも落とせます。
僕はホームセンターで購入した9Lのバケツで手洗いをしています。
バケツを購入する場合は、自身のワードローブにあったサイズのものを選びましょう。
洗い方一つでダメージ量が変わり、着れる期間も変わってしまうので一度見つめ直しましょう。
洗濯のコツ:洗剤

洗剤については、世の中たくさん出回っているのでどれが良いのかは人それぞれです。
(どんな効果を期待するかによるため)
今回は、セレクトショップの店主も愛用している「海へ」という商品を紹介します。
僕自身も愛用しているので特徴や使用感についてお伝えします。
この商品の特徴は下記の通りです。
それぞれについてもう少し詳しく説明します。
すすぎがいらない
ここが一番の特徴です。
洗濯機の中で洗いによって落とされた汚れを再付着させないためすすぎがいりません。
家庭によりますが毎日洗濯をしている方が多いと思います。
節水、節電、時短と良いことづくしなので、毎日選択されている方にこそおすすめです。
公式サイトによるコストの比較表を掲載しておきます。

水に還るエコ仕様
環境に住んでいる微生物によって水と炭酸ガスに分解されます。
すすぎがいらないというわけですので、洗浄成分まで分解されるので安心です。
(商品名にも海へという言葉が使われてることからも理解できますね)
肌に優しい
アレルギーやアトピーといった肌トラブルを抱えている方にも使用していただけます。
(パッチテストにて検証済み)
僕自身アトピー持ちなのですが、使用していて影響が出たり気になったことは一度もありません。
また赤ちゃんの肌着にも使用していただけるので、家族分を分けて洗う必要もありません。
全部を一度に洗える点でも節水や時短につながりますね。
(全肌トラブルに効果があるわけではありませんのでご了承ください)
柔軟剤不要
柔軟剤の成分がなにかご存知でしょうか。
油です。
油の膜が繊維にコーティングされることで摩擦が減り肌触りが良くなったり、静電気が少なくなります。
知らない方も多いと思いますが、下記のようなデメリットもあります。
せっかく生地の良い服を悪化させてしまう可能性があるのです。
そこでこの洗剤の出番です。
きめ細やかな泡により柔軟剤がなくてもふんわりと仕上がります。
つけおきすることでよりふんわり仕上がりますので、柔軟剤がないと困るという方でも問題ありません。
洗濯洗いも手洗いも可
服によっては手洗いを推奨しているものも少なくありません。
洗濯洗いも手洗いもいちいち分けるのは億劫ですよね。
この商品であればどちらも対応可能なので上記のような手間も省けます。
セレクトショップの店主さんが愛用しているこの商品が気になる方は、一度チェックしてみてください。
洗濯のコツ:干し方

あまり気にされていない方が多いかと思いますが、干し方にも注意が必要です。
洗濯を終えた服はシワが寄っています。
そのまま乾かしてしまうとシワが残ってしまい、後処理が面倒になります。
そのため干す際に、生地にストレスが掛からないようやさしく伸ばしてあげる作業が必要です。
これをするしないでは大きな差が生まれます。
(実際に比較されてみるとわかりますが)
また、乾いた時点で服の形状が決まります。
そのため雑に干してしまうと服の形状が変化してしまいます。
肩や首元とハンガーの位置を意識して掛けるようにしてみてください。
洗濯のコツまとめ

洗濯一つでも意識することでより服を長く綺麗に保ちます。
今回紹介した内容以外にも参考になる情報は多くあると思います。
諸々を踏まえた状態で自身のベストな選択をしていただけると幸いです。
また、その他にハンガー、アイロン、ブラシ、革靴等の手入れについてまとめた記事があります。
他の手入れも知りたい!という方は、そちらも参考にご覧ください。
