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無印良品はなぜ人気?愛用者がブランド戦略や人気の理由に迫る

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

家具や生活品を調べるとき、まず初めに無印良品から調べる方も多いのではないでしょうか。

なぜそれほど無印良品は人気なのか、人気の理由について解説していきます。

今回の記事では、無印良品のコンセプトや商品を元に、万人に支持される本質的な理由や意図を展開します。

この記事によって、無印良品の商品作りや消費者に対する想いを感じていただきたいです。

また、無印良品がより好きになっていただければ、愛用者の僕としても嬉しい限りです。

今回の内容はこちらです。

無印良品の概要

沿革

株式会社良品計画より1980年から生活品と食品を「無印良品」として販売開始。

次年度には衣服の展開を開始し、1983年に直営店1号となる青山店を設立。

そこから海外への進出やキャンプ、車、ホテル等、暮らしにおける幅を広げています。

現在では、世界に1000を超える店舗と、7000を超える商品を展開されています。

 

コンセプト

無印良品とは「しるしの無い良い品」という意味です。
無印良品は今も変わらず、3つの原則を基本にしています。

  • 素材の選択
  • 工程の点検
  • 包装の簡略化

思想の根幹は誕生当時と変わらず、北をさす方位磁石のように、生活の「基本」と「普遍」を指し続けています。

無印良品コンセプト一部抜粋

 

無印良品のブランド戦略に注目

「これがいい」ではなく「これでいい」

多くの企業は、より便利な商品を開発していくほうが消費者に好まれると考え、利便性を重視して開発されています。

しかし無印良品では、利便性ではなく必要最低限に着目しました。

消費者が理性的な満足感(これで良かったんだ!)と感じていただくために開発がされているのです。

 

繋がりの再構築

無印良品の特徴といえばシンプルなデザイン性です。

これは生産者と消費者、高齢者と若年者という分けた関係性に、生活を通して繋がりを再構築するという目的があります。

昨今では、物を持たない暮らし(ミニマリスト)が流行的です。

シンプルなデザインだからこそ、老若男女問わず幅広い方に受け入れられますね。

 

SPAという経営スタイル

無印良品ではSPA(製造小売業)という商品の企画から製造、販売まで一貫して行う経営スタイルをとられています。

SPAのメリットとして、消費者のニーズを捉えてから迅速に商品化まで運ぶことができます。

7000という商品数を展開できるのも、消費者のニーズに応えているからこその実績ですね。

 

世界共通の商品開発

無印良品は海外に500以上の店舗を構えています。

日本とは違う気候、環境であるため、現地のニーズに合った商品を展開されると思いきや無印良品は違います。

日本に展開されている商品と同じものを海外にも展開しているのです。

これは商品の提供(これがいい)ではなく、ライフスタイルそのものの提案(これでいい)をしているからです。

ブランド力がないがゆえに世界でも通ずる戦略と感じます。

 

無印良品の商品に注目

具体的な特徴まで加えた商品名

無印良品は、商品の特徴を商品名に加えています。

例えば

  • 体にフィットするソファ
  • その次があるバスタオル
  • 脇に縫い目のないパジャマ

ただソファと書いてあるより、体にフィットするを加えることで具体的に想像することができます。

具体的に想像することで、自分のライフスタイルに溶け込むか判断が可能ですね。

自分が欲していた商品(機能)なのか一目で判断できるので、安心して買うことができます。

 

必要最低限の機能

無印良品ではコンセプトにある通り、利便性ではなく必要最低限を考えて開発されています。

その考え顕著に表れている商品は、板と脚でできた木製テーブルです。

この商品は名前の通りいたってシンプルで、板と脚のみでテーブルが構成されています。

生活で必要とするテーブルは、板と脚さえあれば十分ということを気づかせてくれます。

 

またテーブルだけでも他にダイニングや折り畳み、ローテーブル等も展開されています。

どれも必要最低限な機能ながら、各々のライフスタイルに沿う形で提案されているのです。

一人一人の好みや環境が異なることにも対応されていることこそ、無印良品が選ばれる理由なのではないでしょうか。

 

人体の構造を理解した商品

人体の構造を理解することで、生活する上での本質を知ることになります。

生活するうえで欠かせないのが衣服だからです。

その本質を捉えた商品は、脇に縫い目のないパジャマです。

腕と胴体の境界に位置する肩や脇は、人体が可動する部位の一つです。

可動部位に縫い目があることで、服に引っ張られ人体にストレス(負担)がかかります。

そのストレスをなくすために脇の縫い目を無くしています。

人体の構造を理解したうえで、可動部位に着目することで不要な機能を排除したと考えられます。

 

また、別の商品で、足なり直角かかとに合う靴下があります。

従来の靴下は角度が120度で作られているのに対し、無印良品の靴下は90度で作られています。

人体の足は直角になっていますね。

従来の靴下を履いたときの僅かな隙間を抑え、足にフィットするよう考えられています。

細かいことですが、その細かさに着目できるのも無印良品の良さですね。

 

消費を抑えつつ本質を捉えた食品

食品からも無印良品らしい本質を捉えた考え方が見受けられます。

その食品が、不揃いバウムです。

食品を生産することで出てしまう廃棄の部分を最大限減らし、不揃いながらも訳ありとして展開しています。

見た目の基準を下げることで低価格で展開できるメリットもあります。

食品において見た目を重視しない人には嬉しい限りです。

本来の食事における、栄養や欲求を満たすことを求めた結果の商品です。

本質を捉えているからこそ需要のある商品を提供できるのでしょう。

 

無印良品のブランド戦略や人気の理由まとめ


「これがいい」ではなく「これでいい」
繋がりの再構築
SPAという経営スタイル
世界共通の商品開発
具体的な特徴まで加えた商品名
必要最低限の機能
人体の構造を理解した商品
消費を抑えつつ本質を捉えて食品

 

生活していくうえでの本質を捉えているからこそ、必要最低限の機能を開発、提供ができるのでしょう。

ターゲットを選ばなくとも成り立つのは、商品開発から消費者の視点を考えているからです。

そのことを踏まえて、今後も無印良品の商品を手に取った際、違う観点から楽しんでいただきたいです。

今回の記事が参考になれば幸いです。

 

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