どーも。超インドアくそオタクに見えて、ゴリゴリの野球バカ、まえぷーです。
やはり一度は憧れる木製バット。打感が好き、しなりを効かせたバッティング、木製を使ってる俺カッコ良い、など魅力がたくさん詰まってますね。
今回は、そんな魅力あふれる木製バットの中でも、小中高と野球一筋だった僕がイチオシする、メジャーリーガー御用達「ビクタス(Victus) TATIS21」を紹介します!
結論から言って、木製バットならこれ一択で間違い無いです!
軽い・よく飛ぶ・デザインよし、の3拍子でビクタスの右に出るものはいません。
個人的には、ビヨンド特有ゴムの打感があまり好きじゃない(打った感触がしない)ので、ダイレクトに感触が伝わる木製は打っていて気持ちが良いですね。
みんなが使ってるからレガシーを使っている、他のバッドも試してみたいという方にぜひオススメしたいアイテムです!
Victus(ビクタス)とは?
Victusはアメリカのブランドで、メジャーリーガーの使用率が25%以上と4人に1人が使用している大手メーカー。2012年に小さなガレージで創業し、2017年にはmarucci(マールチ)の傘下に入ります。
※marucci(マルーチ)は、2003年に創業した野球を主体としたアメリカのスポーツメーカー。
marucciの傘下に入りノウハウを身につけたことにより2022年には、なんとmarucciを抜きメジャーリーガーの使用率トップに君臨。
2023 brings with it some predictable bat usage at the MLB level. Marucci, who lost its top spot to Victus last year is back on top. With 24% of all plate appearance on opening day, it leads the way. But it’s sister company, Victus, isn’t far behind at 23%. Slugger is in third with 15% followed by Chandler and Old Hickory (both around 10%).
The 2019 – 2023 Annual Report On MLB Bats
小さなガレージから始まったブランドですが、業界トップまでのぼり詰めた実績をみると、Victusの野球に対する熱意というものを感じます。
Victus TATIS21のサイズ感・重さ・材質など
選べるサイズは、カラーによって変わりCULUMBIAとORANGEが83cm、PINKとROYALが84cmとなっている。
材質は、全て最高級のバーチを使用。
重さは、690〜740g(サイズや材料によって差が出る)
※レガシーは、83cmの場合710〜720g
カラーは、
- BLACK/COLUMBIA(水色)
- BLACK/ORANGE(赤に近いオレンジ色)
- BLACK/PINK(ピンク)
- BLACK/ROYAL(青色)
の4色で、全てツートンのデザイン。(画像はCULUMBIA)
芯の最大直径は61mm。レガシーが69mmなので比較すると細め。
グリップの太さは23mmと細すぎず、太すぎず。
グリップエンドは、タイカップほど膨れてはいないがストレートでもない、フレア型。
先端はくりぬき型で、先端の重さが軽量化されており振り抜きやすい設計。
Victusを使用している(していた)野球選手
プロ野球選手
- 源田壮亮
- 丸佳浩
- 浅村営斗
- バレンティン
- 中島宏之
- ダヤンビシエド
- 筒香嘉智
- ソト
- 角中勝也
メジャーリーガー
- タティスJr
- ティムアンダーソン
- ミッチ・ハニガー
- ヤンディ・ディアス
- エディ・ロサリオ
- カイルルイス
- ニコホーナー
Victus(ビクタス)の使用感レビュー
ボールの差はあれど木製の打感がとても良い…
硬式でも木製(厳密には竹)のバットをトレーニングで使っていたが、芯に当てた時の打感が似ている。金属のような弾く感覚とは違い、木製の柔らかさが手に伝わってきて“しっとり”打てる感覚。
軟式となるとやはりレガシー一択のイメージなので、ゴムとゴムの打感とは全く違った気持ちよさを感じる。個人的にレガシー(ビヨンド類)は、飛ばす力に技術を割いているので打感の気持ちよさというより、飛距離の気持ちよさが強い。
それに比べて木製であればバットにボールが乗って、ボールを持つ感覚を味わえるので、ヒットでも打った時の感覚が気持ち良いのだ。
草野球なら気持ちよくフルスイングして一発狙う方が楽しいかもしれないが、一つ一つが手にしっくり(しっとり)くる安打を量産する方が毎試合の後味が良い。(アーチストより安打製造機派)
やや細めの最大径なのでミート力が必要
Victusの最大径が61mmとやや細め。レガシーと比較しても8mmほど細く作られているため、弾道を調整するのが難しい。
どちらかというと、強振フルスイングで一発を狙うより、ミートに集中して安打を量産するスタイルの方が合っているように思う。
83cm(or 84cm)で700g前後と扱いやすさはピカイチなので、テクニック型の人に向いている一本。
芯にのせればレガシー並みの飛距離
安打向きのバットと言ったが、もちろん良い角度、良い場所でボールを捉えることができれば飛距離はカナリ出る。それこそレガシーに劣らないレベルである。(使用者の体格もあるが)
むしろ、メーカー側として飛距離を伸ばすことを考えられて開発しているので、フルスイングで一発狙いたい方に向いているバットである。現に多くのメジャーリーガーが使用していることが証拠である。
筆者は、体格が良いとは決して言えないので、安打を狙うようにしているし打感を求めていたので安打向きと紹介した。(あくまで個人的な意見)
ビヨンドや金属はバットの性能が左右するが、木製の場合は使用者の実力や目的に依存していると思う。
飛距離については、野球のYoutubeで有名なトクサンTVでも紹介されているので、こちらでチェックしてみてください。
バッティングセンターで使えるのか?
バッティングセンターで使えるかどうかだが、もちろん使える。(保証はできないが)
実際に僕が使用した時は違和感なく使用できたし、打った時の気持ちよさが溢れてヤバかった…
あえて言うなら、木製の良さに沼ってしまうので使わないほうが良いかもしれない。
Victus(ビクタス)の口コミ
Victus(ビクタス)Tatis21の木製バットレビューまとめ
この記事を読んで、Victusの良さを知っていただければ嬉しいが、木製の面白さと言うのが伝わっていると尚嬉しい。
どのチームに行ってもやはりレガシーが使用されているのをみると少し勿体無いようにも感じる。飛ばすだけが楽しさではないことを知っていただければと思う。もちろん、飛ばすことは快感のような感覚があり気持ちが良いのだが、他の選択肢もあるよ、と言うのを紹介したかった。
Victusに限らず、練習でも構わないので木製バットのキモチよさをぜひ味わっていただければと思う。